今の街には“段差”が多いと思いませんか?
道路がたくさん通るようになってからは歩道橋が増え、更に住宅も2階建ての家が増えてからは階段は必須です。
お年寄りが暮らすことでネックになるのが、こういった段差ですよね。
また、街全体が大きくなってきていることから車社会になり、どこへ行くにも自家用車をはじめてとして電車、タクシー、バスなどが必要になってきました。
特に地方に行くほど車社会となっていて、若者の車離れなんてことも言われていますが、それは都会だけに限った問題であると思います。
地方では若い人ですら出かける時に車を利用しなくてはいけない場所で、お年寄りはどうやって買い物をしているんでしょうか・・・。
核家族化がすすむのと同時に過疎化もすすみ、昔ながらの商店街ではシャッターが閉まっているお店も少なくはありません。
そういった場所に限って高齢者が多く住んでいたりして、買い物へ行くとなるとかなりの苦労を感じている方も多いようです。
そこで、近年の日本ではコンパクトな街づくりが注目されています。
コンパクトシティとは、生活に必要なお店や施設が近接した街、もしくはそういった街造りを目的とした政策です。
歩いていける範囲を生活圏として、子供からお年寄りまで住みやすい街を目指しています。
商店街の活気を取り戻すこともでき、高齢社会になってきている現代には良いプロジェクトですよね。
今までになかった高齢社会という現実に向けて、どういった取り組みを行っていくのかということが、これからの日本の課題ともいえるんじゃないでしょうか。
そして、こういった対策は現在、急ピッチで進められており、バリアフリーは当たり前になってきてもいます。
バリアフリーとは、いわゆる段差をなくすということですが、足の不自由な高齢者だけじゃなく、足に障害を持ち車椅子の生活をしている人にも薦められた構造です。
また、住宅の場合には、段差をなくすこと以外にも、引き戸、捕まり棒の設置、階段の勾配をゆるくするなど高齢者に住みやすい住宅が提案されています。
住宅にしても街づくりにしても、今は高齢者を最重要にして造られ始めていますが、一般的に普及しているかと言うと難しいところです。
たとえば、祖父母と同居していない家族からしたらバリアフリーにする必要はありませんし、若者が集まる中心都市では高齢者の過ごしやすさは重視されていません。
でも、おじいちゃんやおばあちゃんが自宅を訪ねてくることもあるでしょうし、都市部に高齢者が行かないということもありませんよね。
もし困っている高齢者の方を見かけたら、自分の祖父母に限らず、目の届く範囲にいる高齢者に手を貸してあげるということが人とのつながりにも通じます。
ボランティア活動はなにも、活動組織に属さなくてもできることですよね。
困っている人がいたら手を貸すという、こういった行動が街中で誰にでもできるボランティア活動だと思います。

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