高齢化社会にともない福祉施設は増加している分、介護を必要とする高齢者の方も増えていますよね。
でも、現状とは逆行して看護に携わる人間が不足しているのが現実・・・。
一番の働き手である若い労働者も介護の仕事をやりたがる人はあまりいないと聞きますし、そうなると誰が高齢化社会を支えていくのか・・・という問題があります。
もちろん若い人が率先して活動していくことは必要になってきますが、でも、介護を必要とする高齢者がいるその反面で、まだまだ元気な高齢者の方もいますね。
そこで、元気な高齢者の方は「高齢者ボランティア活動」に参加してみてはどうでしょうか?
高齢者ボランティア活動とは、会社を退職しても元気に働ける高齢者が、特別養護老人ホームや高齢者世帯、デイサービスなどでボランティア活動を行うというものです。
こういった活動は2007年に厚生労働省によって制度化されており「介護支援ボランティア制度」もしくは「介護ボランティアポイント制度」と呼ばれています。
そして、この制度の最大の特徴は“有償ボランティア”だということです。
介護支援ボランティア制度は、65歳以上の高齢者(介護保険の第1号被保険者)を支援者の対象にした有償ボランティアになっています。
有償システムはどのようになっているのかというと、活動した分だけポイントが溜まる「ポイント制度」となり、溜まったポイントは交付金などと交換できるというもの!(※各市町村で導入されている制度ですが、ポイント付与基準などの内容は多少異なってくるようです)ボランティアに登録するには研修会を受講して、登録申請を提出することで登録完了となります。
登録したらポイントカードが交付され、その後、支援に行く施設とスケジュール調整などをした上で活動に入ります。
ボランティア活動終了の度にポイント手帳にスタンプを押してもらい、ポイントを貯めていくことが出来ますよ。
ポイント制の高齢者ボランティアに参加したいという方は、まずは地方自治体のHPもしくは市役所に行って話しを聞いてみてください。
高齢者ボランティア制度の本来の目的は、ボランティア活動で貯めたポイントを換金して、介護保険の支払いに当てることで、実質的に介護保険料を軽減することを目的として導入されました。
しかし、その背景には、進む高齢化社会に向けての地域づくり、人間同士のつながりの強化などの意図も含まれているものだと思います。
他の高齢者の手助けになり、コミュニティを作ることもでき、ポイントを換金することで自分の生活の負担を軽減できます。
さらに、自分自身の健康促進、介護防止、いろんな人と出会えることから自身の成長につながり、新しい価値観を生むこともできるでしょう。
高齢者ボランティアの方を受け入れる施設も、介護に関わる人物の増加や、地域住民と関わり合いになれることで施設の理解につながります。
このように、高齢者ボランティア活動は一石二鳥にも三鳥にもなる活動です。
まだまだ元気な高齢者の方は、ぜひ参加してみてください。

    Read More