「サザエさん世帯」が「三世代世帯」

いわゆる「サザエさん世帯」と言われるのが、この「三世代世帯」です。
祖父母+子供夫婦+孫という世帯のことですね。言ってみれば、同居家族のことを言います。

以前はこの三世帯同居家族が良く見られたものですが、最近は少しずつ数が減り、当たり前のものではなくなってきています。どうしてなのかについて見ていきましょう。

長男信仰と共にあった同居

昭和の時代までは「長男は家に残り嫁を貰い、両親と一緒に生活をする」ということが当たり前でした。
だから、結婚をすると「跡継ぎである長男を」ということが多かったですし、それがお嫁さんへのプレッシャーにもなっていたのです。「長男を」と言われることがとても多い時代でした。
しかし、そんな時代も今は昔。

今では、「親と同居する長男」の方が稀であり、同居家族はどんどん減っています。
これがどうしてなのかというと、日本が経済成長をするにしたがって「企業が全国転勤や海外転勤を必要にするようになった」とう経緯があり、この結果同居を続けることが難しい家族がふえました。

確かに、今は大きい企業だとどこでも転勤がありますよね。
そのことから、核家族が中心になりつつあるのです。

また、女性の社会進出が増え「女性がある程度の地位を築くごとに、立場を確立するようになった」ということもあります。もともと、「夫の両親と同居」には難色を示す女性が多かったですし、このため「結婚するなら長男ではなく次男」という人も多かったと言われています。

この様なことがあり、社会的地位を持つようになった女性が「干渉してくる義父母との同居は避けたい」と考えるようになり、同居世帯が減りました。

それどころか、今は「妻の実家の近くに家を建て、子育てを妻の実家に手伝ってもらいながらやる」ということが主流になりつつあります。このことから、「男の子より女の子を産んでおいた方がいい」ということになり、女の子を切望する人が非常に増加したと言います。

これも時代の流れでしょうか。今では、同居したいという家庭の方が少数派です。

介護の問題は大きい

三世帯同居が減ったおかげで、核家族化が進み「自分の生きたいように生きることができる人」はとても増えました。
しかし、反面「高齢者の一人暮らしが多くなり、生活を支えてくれる人がいない」という問題点も。
この流れから事件もおきていて、やはりお年寄りの老老介護などが問題になっていることを考えなければなりません。

    Read More