親とその未婚の子だけの家族を核家族と言います。
家族のかたちは色々なのですが、昔に比べるとこの形を選択している人が大勢いて、今では一般的な形となっているのです。

しかし、昔はそうではありませんでした。
今の様な感じではなく、祖父母等も同居している拡大家族の形の家も多くあったのです。
ではどうして現代には核家族が増えてきたのでしょうか。

その理由の一つとして仕事の変化を挙げる事が出来ます。
例えば農業等の場合は、家族全員で作業をする必要がありますが、全員がそのかたちの仕事をしているわけではありません。

会社員の人もいれば公務員の人もいます。
また自営業で何かしらの仕事をしている人も大勢いて、それぞれの人が出来るだけ仕事がしやすい環境で暮らしていると言っても良いでしょう。

だから、職場から近い所に住むとなると、どうしても大家族で生活するのは難しくなってしまい、結果的に核家族となっている人も少なくありません。

もう一つは土地の高騰です。
仕事にも関係してくる話ですが、都市部で家を手に入れようとすると非常に地価が高いためにそれほど広い土地を買うことができません。
3人、4人程度の家族であれば生活する事が出来ますが、5人、6人となってくるとなかなかその人達が楽に生活できる程の広さを確保できないこともあるのです。

一般的に人が快適に生活をする為には一人当たり9坪程必要となりますが、なかなかそれだけのスペースを確保する事が出来ないため、みんなで一緒に生活ができないという事もあり核家族を選択している人もいます。

あとは、やはり住み慣れた場所を離れたくないという考えがあるという事です。
特に親世代に関しては、自分が長年暮らしてきた場所から高齢になってから離れる事に対して抵抗を感じる人も少なくありません。

その為、自分たちは田舎に残って子ども世代は都市部で仕事をして休日等に親世代が住む家の方にやってくる、という形をとっている人も結構いるのです。
このように仕事や土地、そしてあとはその人の意識等によってなかなか大家族で生活できなくなってきている現在、核家族を選択する人が増えてきているのです。

また家族に対する考え方も昔とはかなり変わってきていて、色々なタイプがあるのをご存知ですか。
だから一つのかたちに縛られない、自分たちで好きな形を選ぶことができるという事もあって、現代では核家族を選択している人が昔比べて増えてきていると言っても良いでしょう。

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