少子高齢化が叫ばれる現代、様々な問題を抱え始めています。

例えば、田舎の過疎化、介護、孤独死、医療費用など中でも、
家族とのつながりの希薄による孤独死は大きな問題でしょう。
戦後の高度成長期以来、日本は変わり始めています。

人口の移り変わりを見てみましょう。
1920年~1945年では、高齢人口が5%前後だったの対して、若者人口は58%前後と高くなっています。
戦争に突入して若者は1940年~1945年の5年間で143万人も減少してしまいましたが、
その後は回復していきます。

また、年少人口は36%ほどですが、その後は24%前後に落ち込み、
戦争の影響が見て取れるでしょう。
高度成長期では、高齢人口は8%~12%に増加してきていて、
若者人口は、ほぼ横ばいで70%と、これも以前と高い数値です。

また年少人口は、24%~18%へ落ち込んでいて、この頃から少子高齢化の影響が
出始めているのが見えてくるのがわかるでしょう。
世界第2位の経済大国までに上りつめた裏では、若者は都会へ出稼ぎに行き、
そのまま田舎には戻らない人も少なくはありません。
さらにバブルの崩壊により、経済が低迷したことから失われた20年が始まり、
家庭の経済状況の悪化、娯楽の増加、女性の社会進出、
価値観の変化など様々なものが伴い、次第に結婚、出産、
育児というものから離れていきます。

一方で、田舎はお年寄りばかりになり、頻繁に通える範囲ではないことから
家族同士がどうしても疎遠になってしまいがちです。
ただ、田舎では近隣とのつながりがあるだけまだマシなのかもしれません。
都会では、結婚したら実家を出て行くことが多いため核家族化が進み、
歳を取って残された親が一人寂しく死んでいくということも珍しくはない時代です。

家族のつながりが薄れている現代、今一度、家族のあり方を考えてみる必要があるのかもしれません。
とはいえ何も一緒に暮らしたほうがいいとか、介護しろというわけではないのです。
違う場所で暮らしながらでも、家族のつながりを持つことは可能です。

例えば同居にしても玄関は別、部屋も1階と2階で別というように分けた世帯もあります。
さらにテレビ電話、インターネットなのでつながることも可能でしょう。
こんな時代でも、便利なものがあるからこそ持てるつながりも存在するのです。

高齢者が増えてきているからこそ、
若者が高齢者を支える社会にしていかなければいけないのではないでしょうか。

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