若者を中心に触れ合い活動が広まってきていますが、その活動を率いているのが「ハイタッチ運動」と「フリーハグ運動」です。
ハイタッチはスポーツの試合でよく見かけますが、若い人であれば仲間同士でハイタッチをすることもあります。
ハイタッチは仲間同士のコミュニケーションの取り方で、結束を固めてモチベーションをあげて、次の活力へつなげます。
しかし、これは基本的に仲間同士のつながりを深めるために行うことであり、他人同士でするものではありません。
・・・と、いうように今までは考えられきていたんですが、最近は街行く知らない人同士でハイタッチを交わす動きが見られてきています。
実はハイタッチ運動は普及までは至らなかったものの、随分と前から行われてきていました。
それが、2011年の大震災によって、改めて「絆」のあり方が見直され、そこで、時代を担っていく若者達が活動の中心となり、このハイタッチ運動が活発化しています。
ハイタッチ運動の特徴は、お金も道具もかけることなく、笑顔とハイタッチで元気になれるというものです。
年齢、性別、学歴、国籍、人種を問わず、人間という括りで差別なく受け入れることが活動の基盤になっています。
さらに「日本ハイタッチ協会」というものがあり、その協会がかげるハイタッチ20の原則には以下のような項目があります。

1:元気よく
2:笑顔で
3:楽しく
4:爽やかに
5:健やかに
6:堂々と
7:気持ちをこめて
8:恐れずに
9:怖がらず
10:相手を想い
11:継続的に
12:慌てず
13:急がず
14:出来ることから順番に
15:求め過ぎず
16:与え過ぎず
17:素直に
18:繋がりを大切に
19:自由な心で
20:愛を忘れないこと
(参考サイト:http://high-touch.blogspot.jp/)

ハイタッチ活動は団体に加入していなくても個々で活動している人は少なくありませんが、これらの原則はハイタッチ運動の基準となっているものでしょう。
また、養護老人ホームでは、このハイタッチ運動を挨拶のときに導入している施設も増えてきています。
老人ホームでハイタッチを導入している意図には、ハイタッチでお年寄りの腕がどこまで上がるか確認するという意味もあるようです。
若者からしたら、元気や喜びを分け合うなど気持ち面での作用効果が大きいのでしょうが、お年寄りになるとハイタッチもリハビリの一環になるとのことです。
でも、リハビリをしているという感覚はなく、楽しみながら知らずの内にリハビリが出来るようで、これは良い取り組みだと思います。
さらに、ハイタッチ運動に似た活動だと「フリーハグ運動」があります。
フリーハグとは、見ず知らずの他人同士が抱き合い、心の寂しさを埋めようという活動です。
ただ、他人と抱き合うという行為から、日本では中々浸透しにくい活動です。
その点、ハイタッチなら、ハグに比べれてまだ抵抗なく出来るでしょう。
日本人であれば、ハイタッチよりも握手の方が主流ですが、どちらの方が元気をもらえるかといえばやはりハイタッチですよね。
ハイタッチには仲間同士の結束のようなものも感じますし、老人ホームという、もう一つの家では、ハイタッチからスタッフや同居者との心のつながりというものも生まれるんじゃないでしょうか。

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